書籍紹介「Violin Making An illustrated Guide for the Amateur」書評レビュー

これからバイオリン製作を始めたいという方で、英語がわからない方でも、この書籍については購入して間違いはないかと思います。

ただし、一部注意が必要な個所がございますので、こちらのページでは「Violin Making An illustrated Guide for the Amateur( Amazon / 楽天市場」の特徴について紹介させていただきたいと思います。

本書の特徴

  1. イラストの点数が豊富
  2. この1冊でホワイトバイオリン完成まで十分たどり着けます
  3. テンプレートが付属しています

わかりやすいイラスト説明が親切

何か一つのパーツを削り出すにして、もその削る手順まで明快で、ステップバイステップでイラストが付いています。

写真では表現できない説明個所を、イラストならではの表現で分かりやすく説明してくれています。

ホワイトバイオリンまでの作成工程が丁寧

実際はバイオリンの製作には、大変重要なニスの工程が必要となりますが、本書ではその工程は説明されていません。

本書の最後にはバイオリンのテンプレートが付いています

少し荒い書き方にはなっていますが、専用のテンプレートをお持ちでない方は、本書の最後についている各種テンプレートを切り抜いてご活用いただけます。

いくつか注意点

アマチュア向けテキストということもあり、テンプレートやイラストがハンズフリーの手書きであること、製作手順に一部専門性に各箇所があることなどがあげられますので、プロ向けの書籍や製作学校にて学び、その振り返り資料として扱うと、非常に有用な書籍となります。

基本情報

Violin Making
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ジャンルバイオリン製作
著者Bruce Ossman
出版社Fox Chapel Publishing
ページ数103ページ
サイズ21.7 x 0.7 x 27.8 cm
定価$19.95US
出版日2009年9月1日

書籍の目次

  • A Preview of the Building Process
  • Gallery
  • Background and structure
  • Preparation of materials
  • Construction of the violin
    • Steps 1-50 : using the form, making the ribs, and shaping the blocks
    • Steps 51-71 : shaping the belly and back plates
    • Steps 72-84 : adding detail to the belly-bass bar, f-holes, end rest slot
    • Steps 85-115 : creating the neck, pegbox, and scroll unit
    • Steps 116-132 : shaping the fingerboard
    • Steps 133-182 : finishing up
  • Appendix : full size patterns and templates
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