皆さんも災害時や出張や旅行などでどうしてもレッスンを受講できない生徒さんや開校できない先生はたくさんおられると思います。
先日のコロナウイルスの緊急事態宣言による、ロックダウンや外出自粛要請による影響は大きいのではないでしょうか。
オンラインレッスンの方法もわからず、対面のレッスンしかしていない音楽教室の場合、急遽、レッスンに行けなくなったり、事情により教室での開校ができなくなったりすると大変困りますよね。
かといって、オンラインレッスンの導入方法がわからないという先生や生徒の方も多いはずです。
こちらでは、オンラインレッスンのおすすめの方法をまとめておきます。
オンラインレッスンの準備物
今までオンラインレッスンにチャレンジしたことがない方は、何を準備すればオンラインレッスンができるのかわからない方も多いと思います。
専用のサービスや、専用機材が必要じゃないかと思っている方もおられるかもしれませんが、実際は大抵の方が既に持っているものだけでオンラインレッスン可能です。
絶対に必要なもの
- スマホ、またはパソコン
※画面が大きいほうが双方の映像が見やすいくなります
※フェイスカメラが付いているもの - インターネット接続環境
※安定した接続環境が理想
あれば尚よいもの
- 少し音の良いマイク
※Ashuneru XO-V001 が小型で音質も良いのでおすすめ
※iPhoneやiPadの方は上記とは変換アダプタが必要
オンラインレッスンの手段一覧
一概にオンラインレッスンといっても教室ごとに、状況や事情がいろいろあると思いますので、レッスン料の支払い方法を2通り分けてご紹介します。
月謝は振り込みや手渡しで対応する場合
月謝のお支払いは今まで通りお振り込みや手渡しで対応される音楽教室の場合、特に有料サービスを使用する必要はありません。
動画アプリを使ってレッスン
下記のような動画通話ができるアプリを家庭内の安定したwi-fiに接続し、動画通話でレッスンをされることがおすすめです。
- LINE(アプリ/パソコン)
- Skype(アプリ/パソコン)
- ZOOM(アプリ/パソコン)
レッスン時間はあらかじめ生徒に連絡し、時間になったら生徒から先生へ発信するという方法が良いでしょう。
レッスンと同時に決済する場合
完全に教室には行けず、教室側もオンラインレッスンの対応をしてくれないという状況の生徒さんや、単発でもオンラインレッスンを開校したいという先生方は、下記のサービスをご利用になれることがおすすめす。
カフェトーク(https://cafetalk.com/)
音楽以外にも勉強やセミナーなど、オンライン学習界では日本最大級の規模を誇る非常に安心感のあるプラットフォームです。
カフェトークの特徴
- レッスン料の決済がその場で出来る
- レッスンスケジュール管理ができる
- 生徒はたくさんの先生から選べる
- 教室側は新たな生徒獲得につながる
- レッスン自体はSkypeに接続してレッスンできる
カフェトークでは、たくさんの講師と生徒が登録していますので、双方にとって、メリットが大きいです。
下記にオンラインレッスン自体のメリットとデメリットも含めてまとめておりますのでご覧ください。
オンラインレッスンのメリットとデメリット
オンラインレッスンの導入は、想像以上に簡単であることがわかりましたが、実際に導入してみると、遠方の先生のレッスンが受けれたり、良いことも多いですが、いろんなネックを感じる点も多々あるのは事実です。
生徒側と教室側や双方共通のメリットとデメリットをご紹介いたします。
メリット
なんといっても利便性の向上と都合の良いときにレッスンができます。
生徒側のメリット
- 教室に通う手間が省ける
- 遠方からでも好みの先生のレッスンを受けることができる
- 相対的に低価格
- 気軽に新たな趣味を探せる
- 新しい先生に1回から気軽にトライアルできる
- 天候を気にしなくてよい
先生側のメリット
- 場所を取らなくてよい
- 空き時間に新規で生徒を募ることができる
- コロナ騒動時など緊急事態でも休校にしなくてよい
共通のメリット
- レッスン場所を確保しなくてよい
デメリット
生徒側のデメリット
- 教室の雰囲気でないと気合が入らない人には不向き
- 楽器を現地で借りている場合は楽器を買わなければいけない
- 先生の良い楽器を使えない
先生側のデメリット
- 全方位的な細かな指導が困難
- 動画でも説明できるスキルが必要になる
共通のデメリット
- 画面が小さいと双方の手元の確認がしづらい
- 手取り足取りというようなレッスンができない
- 少しタイムラグがある
- ネット環境によって通話が途切れる
- 音の印象をつかみづらい
この課題に対して、本当に多くの音楽教室の先生たちからコロナ対応方法についての相談をいただくと一方で、ただただ「いつコロナが過ぎ去るのか」と待つばかりの音楽教室の方も多く見受けられます。 今回、この二極化に大きな危機感を覚え、この話題[…]
いかがでしょうか。
今後、ますますインターネット環境も良くなるので、オンラインレッスンもさらに普及することですので、現地型の音楽教室であってもオンラインレッスン対応も可能かどうかという点もスタンダードな選択基準となってくるかもしれません。
皆さんも、この機会に、オンラインレッスンにチャレンジしてみませんか。