バイオリンやピアノを一生懸命練習したのに、発表会で十分に自分の実力を発揮できなかったと落ち込んだ経験はありませんか。
発表会で緊張してしまうのは、何も特別なことではありません。
しかし次回の発表会では、自分の実力を存分に発揮したいところですよね。
そこで、プロのバイオリニストやピアニストはどのように緊張を克服しているのかをご紹介しましょう。
発表会で緊張に負けない方法
多くのリサイタルやコンサートをこなしているバイオリニストやピアニストでさえも、本番前には緊張しています。
プロでさえ緊張しているのですから、バイオリン初心者が緊張してもなんの不思議もありません。
それではプロの緊張克服方法を見ていきましょう。
練習
発表会で緊張しないようにするためには、練習の時からも気をつけておきましょう。
自分の演奏を録画する
緊張する理由の一つとして、他人にどう見られているかが不安になるということが挙げられます。
そこで練習の時に、自分の演奏している姿を録画しておいて、あとからそれを見てチェックすれば、演奏の良し悪しだけでなく、他人にどう見られているかも把握できるので、自信を持って演奏できるようになります。
ハプニングを想定しておく
本番で何かハプニングが起こることは十分ありえますから、練習の時から、ハプニングを想定して演奏するようにしてください。
例えばミスをしたとしても演奏を止めないとか、止まってもすぐに再開できる練習をしておくと焦ることがありません。
イレギュラーな状態で演奏する
例えば朝の寝起きの時とか、ランニングして心拍数が上がった時など、演奏に集中できない時に、バイオリンやピアノを弾くようにしていると、本番で緊張しすぎることがなくなります。
本番
本番にはどのようなことに気をつけておけば良いのでしょうか。
右脳を使う
本番中は、正しく弾けているかとか、もっと音を出すべきかなど、色々なことを考えがちです。
これは左脳が正しく機能しているから起こることです。
もっと情緒的に楽器を弾くようにするために、右脳を使うようにしてください。
具体的には、感覚的な演奏をしてみるとか、情景を思い浮かべながら演奏する、心の中で歌いながら演奏するという方法で、これらは、右脳を使った演奏方法で、多くの演奏家が実際に行っているテクニックです。
緊張を味方につけよう!
本番で緊張はしたくないものですが、実は良い演奏をするためには、ある程度の緊張が必要です。
より良い演奏をするために、緊張を味方につけるようにしてください。