バイオリンの正しいボーイングとは

  • 2020年3月28日
  • 2020年3月29日
  • 練習
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ボーイングとは

バイオリンの弾き方、といった語句でWeb検索をかけると、度々「ボーイング」「ボウイング」という単語が出てきます。

このボーイングとは、弦楽器特有の弾き方を指す単語です。

ボーイング=運弓(うんきゅう)

バイオリンを弾く際に右手に持つ器具の事を「弓」と呼び、その弓を動かす事をbowing、ボーイングと呼びます。

日本語では運弓(うんきゅう)、弓運びとも称され、いずれもその動かし方、姿勢について言及される際に使われます。

正しいボーイングの重要性

ピアノなら鍵盤を押せば音が出るように、バイオリンも弦の上に弓を走らせれば音が出ます。

しかし、「曲を演奏する」場合、バイオリンの場合はこのボーイングが重要になってきます。

意外と出来ない「真っ直ぐに引く」

ボーイングの中でも、弓の根元から先端まで真っ直ぐに引く事を「全弓」と呼びます。

伸びやかな音を出す為に必要である基本的なボーイングですが、短い音を出す時にもこの「真っ直ぐに引く」という事がとても重要です。

ボーイングが間違っていると

この全弓は、実は自分で真っ直ぐ引けているか確認するのが難しい運弓です。

特に独学の場合、音が均質に響かずたわんでいる、ブレているならば、真っ直ぐなボーイング出来ていないのが原因の可能性があります。

鏡の前で確認してみると、自分では真っ直ぐ弓を伸ばしているつもりが、腕の向きに合わせて斜めになっている事が多くあります。

弦に対して直角な全弓を繰り返し、どの音階でも均質な音が出せるように練習していきましょう。

ボーイングの種類

全弓の他にも、ボーイングには種類が幾つかあります。

弓を持つ右手を身体から離し、引き下ろすことで強い音の出せる運弓、ダウンボーや、逆に弾き初めに鋭い音を出す為に素早く弓を上げるアップボーがあります。

全弓がぶれなく響く様になってきたらこちらも意識してみましょう。

最初は使い所が掴みにくい運弓ですが、バイオリン譜面にはダウンボー・アップボーが記号で記されている事もあります。

ボーイングの使い分けでより深い音色を

  • ボーイングとは弓運びの事である
  • 弦に対して直角に弓を引く事が弓運びの基本
  • 出したい音色によってボーイングの使い所が存在している

全弓をこなし、ボーイングを使い分けできるようになってくると、出せる音色が格段に広がっていきます。

ボーイングは基本的な所でありながら、音の強弱、響き方といった表現力にダイレクトに関わります。

弓の向きが安定してきたら、次は弓を持つ手首のしなやかさ、弦に押し付ける力加減にも気を付けながら、出したい音色に近い音を出せるように目指していきましょう。

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