子どもにバイオリンやピアノを習わせる時の注意ポイント3つ

これからバイオリンやピアノをスタートするおお子様のために、保護者の皆さんにも努力が必要です。

個人的に「習わせる」という保護者が主語の言葉は好きではありませんが、子供たちに音楽を習わせるというチャンスを提供してあげるなら、そのチャンスを可能な限り素敵なものにしてあげたいものですよね。

ここでは、お子様がバイオリンやピアノなどの音楽教室へ通われるにあたって注意すべき点をご紹介していきたいと思います。

このポイントは教室運営側の先生たちにも共通して必要なポイントとなりますので、保護者だけでなく、先生方にもご覧いただきたいポイントとなります。

大切なことと注意すべき3ポイント

どのような習い事や体験でも同じですが、大切なこと注意すべきことは本当にシンプルにこの3つです。

楽しさ ・ 好奇心 ・ 相性

1、楽しさという名の成功体験の積み重ね

なにごとも取っ掛かりが大切で、スタート時点で『バイオリンは楽しい』ものであるという認識を作り上げることが、子供たちを、その世界に引き込むために重要なポイントとなります。

まずは、1ステップごとにクリアするたびに褒めてあげましょう

ただし、ほめ方には、とても大切な注意点があります。

『楽しさ』を生み出す褒め方の注意点

ただただ出来たことを褒めるのではなく、子供たちがバイオリンレッスンに挑む前までの行動や習慣を褒めてあげることが大切です。

理由は別の記事にもまとめましたが、成長マインドセットの育て方に関係します。

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「出来た」か「出来てない」かだけで判定されると、継続的な努力をしなくなるのと、できないことを「恥ずかし」と思うようになり、隠したり、後ろめたさからできない事象から遠のいたりしてしまうからです。

具体的な褒め方

・先生の言ってることよく理解してできてるね。いっつもお家でママの話をよく聞いてるからかなぁ?
・すごいね。よく先生の手の動きとか見て観察してるから出来るんだよ。

このように、成功した過程を褒め、それを繰り返すことで、継続して努力することに対する大切さを認識させるようにしてあげましょう。

2、好奇心を作り上げる環境や仕掛け作り

過程を褒めて成功体験「楽しさ」を味わった子供たちは、努力するようになりますが、その努力や習慣を更に押し上げるポイントが「好奇心」となります。

好奇心旺盛なスポンジ脳を育てる5ステップでも紹介しましたが『自然な形で好奇心を生み出す環境を作ってあげること』と『そこで得た知識の質問をしてあげたり話を聞いてあげること』などが大切なポイントです。

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例えば、子供が大好きなアニメの曲を何も言わずに買って机の上においてあげたり(環境づくり)、その事をについて質問してあげたり、そうする事で子供たちの好奇心を膨らませることができ、そのことにのめりこむようになっていきます。

好奇心の阻害要因

好奇心を阻害するものは他ならぬ「押し付け」です。

親が「これは楽しいからやってみなさい」というと、反抗してやってみたくなくなるものです。

3、先生との相性は結婚と同じくらい大切

先生を選ぶ段階で「近いから」「有名な先生だから」「安いから」といった大人の事情で先生を選ぶことはしないでください

しかしながら、多くの子どもたちは、大人のそうした事情のもとでレッスンを受けることがほとんどかもしれませんが、毎週のレッスンに通って先生と対峙するのは子供たちですので、子供たちの表情を見てあげるようにしましょう。

音楽教室に通う時のポイントまとめ

レッスンに挑む前に、この3つのポイントは意識しておくようにしょう。

  • 「楽しさ」過程を褒めて成功体験を繰り返しましょう。
  • 「好奇心」押し付けずに自然と興味関心を持ってもらいましょう。
  • 「相性」子供と先生の相性を見極めてあげましょう。
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