古いバイオリンと新しいバイオリン、どう違う?

  • 2020年4月1日
  • 2020年4月1日
  • 楽器
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バイオリンを購入したり、買い替える際に古いバイオリンと新しい新作のバイオリンとどちらがよいのでしょうか。

一般的にバイオリンは古い方がよいものという印象を持っている人もいますが、果たしてそうなのでしょうか。

こちらでは、古いバイオリンと新しいバイオリンのメリットやデメリットともに比較してまいりたいと思います。

古いバイオリンは良いバイオリン?

プロのバイオリニストたちは、ストラディナリウスやグァルネリなど数百年前の名器を使用していることが多いです。

また、実際に名匠が作った名器は数千万円から数億円で取引されていますから、やはり古いバイオリンの方が、価値が高いように思えます。

ですが、勘違いしてはいけないのは古いバイオリンとオールドバイオリンとは違うということです。

一般的にはオールドは古いことを示す言葉ですが、バイオリンに限ってはオールドは古いだけではなく、名器を示します。

なかには古いだけで、ちょっと手先が器用な人が趣味で作ったようなバイオリンもあるので、そのようなバイオリンは、ただ単に古いだけのバイオリンになります。

古いバイオリンと新しいバイオリンのどちらがおススメ?

古いバイオリンとオールドバイオリンは違うということですが、では古いバイオリンはすべてダメなのかというとそんなことはありません。

古いバイオリンだからこそ良いところもあります。

逆に新作バイオリンの方が良い面もあります。

どちらを選ぶかは総合的にメリットとデメリットを考えて両者を比べてみてください。

古いバイオリンのメリットとデメリット

ある種の古いバイオリンにはオールドにも似た高級感があります。

また軽くて弾きやすいというメリットがあります。

健康状態の良い古いバイオリンは雑音が少ないという特性も持っています。

ただし古いゆえに健康状態にはバラつきがあります。

音が固くて広がりがないこともあります。

もともと丁寧に作ってあれば年数がたっても良い音を出しますが、もとの作りがいい加減であれば時間がたったからといって音色は決して良くなりません。

ウイスキーやワインなどと違って寝かせた方が成熟して良いということはありません。

形が歪んでいる、寸法がおかしい、不自然な隆起など見ただけで判断できることもあるので、たくさんのバイオリンを見て目を養えば、おかしなバイオリンを買ってしまう危険を避けられます。

新しいバイオリンのメリットとデメリット

新作のバイオリンは健康状態が良くトラブルが起きにくいことが大きなメリットです。

また、ランクと値段が比較的明確です。

ただし見た目に年代を経た渋さがなく、薄っぺらい感じがするかもしれません。

また、古いバイオリンと比べると重さがあります。

新しいバイオリンと古いバイオリンのどちらが良いということは一概には言えません。

試奏して気に入った音や弾き心地のバイオリンを選びましょう。

古いか新しいかということにこだわる必要はありません。

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