バイオリン演奏前の準備体操でこんなに変わる

  • 2020年2月12日
  • 2020年2月11日
  • コラム
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バイオリン奏者って軽やかな動きで一見優雅に見えますが、結構体を酷使している場合が多いです。

楽器メンテナンスにも何かと神経質にもなりますが、体のメンテナンスも意外と大事です。

バイオリンと肩こり

バイオリン奏者を悩ませるのが肩こりです。

これは弾き方が良い悪いに限らず、特にビギナーの方は、ほぼ100パーセントなってしまいます。

自分はそんなに痛くない、という人も自覚がないだけでガチガチの場合が多いです。

避けようがないなら、ほっとけばいいかと言われるとそうでもありません。

あまりに痛みが酷いと演奏にも影響してきますので、直前だけでなく、日々気を付けておく必要があります。

なるべく肩こりの悪化を軽減する必要があります。

左肩を上げすぎたりはしていないか確認しましょう。

バイオリンを支えるために力が入りすぎている場合があります。

右肩も案外力んでいる時があります。動かすときは肩甲骨から動かすような気持ちで弾くと肩こりの悪化を防げます。

準備体操の必要性

肩こりをするのも無理はないというか演奏中は特に体が緊張しがちです。

演奏中じゃなくても楽器の組み立てやチューニングなどの楽器の準備で体は緊張して固まってしまいがちです。

なるべくリラックスした状態で弓を動かした方が音色もよくなります。

楽器の準備をしてから体のメンテナンスができる時間を作っておくと体の緊張が解け演奏の質があがります。

自分に合った簡単なストレッチを組み込みます。

首から肩、背中までの筋肉を意識したストレッチをします。

胸が反りがちか、もしくは猫背になりがちかどっちかによっても解す筋肉は変わってきます。

日課にしていくと、肩こりが改善して楽器を支えやすくなってきます。

演奏後のメンテナンス

なるべくなら演奏後も体のメンテナンスをしてください。

自身の体の疲れやこりに目を向けて丁寧にほぐしていってください。

自身の演奏中の姿勢の癖にも気づくことができるでしょう。

体のメンテナンスも大事

バイオリンは楽器のメンテナンスには神経質になりがちですが、案外体のメンテナンスは疎かになりがちです。

肩こりを蓄積し続けると注射を打たなくてはならないくらいまで悪化してしまうこともあります。

水泳やヨガも肩こりの軽減に有効で、バイオリン奏者でも取り入れている人が多いです。

最近では、バイオリンの姿勢や演奏の仕方を、理学療法的に検知した本や、それにまつわるストレッチについてまとめた本も販売されているので参考にすることができます。

まずは、演奏前の軽いストレッチからでも組み込んでいくと、音色に変化が現れるでしょう。

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