この書籍は、いずれの楽器においても専門性がなくても読める書籍となっているため、幅広く読んでいただけるものと思います。
こちらのページでは「楽器の世界(読売新聞社)( Amazon )」の特徴について紹介させていただきたいと思います。
本書の特徴
- あまり取り上げられない話題が多い
- 歴史から見る楽器全体の変遷を見ることができる
- バイオリンやピアノの制作現場レポート
レアな情報が面白い
装飾系スクロールについての作者ごとの違いや、その写真、ボディのレリーフ装飾、さらにはニスの塗り重ねや種類を変えて施されるボディ背面のデザインなど、一般的な書籍では取り上げられない情報が満載である。
バイオリンだけでなく楽器界の歴史が見える
古代の合図などの意図でから生まれた楽器たちが音楽というものの道具に成長し、ルネサンスで精度が増し、バロックや中世ではさらに美しい装飾などで高貴なものへと高められ、徐々により多くのユーザーに届く楽器へと改良され大衆化してゆく流れが、写真とともに、わかりやすく解説されています。
楽器制作の現場レポートが楽しい
無量塔蔵六さんを中心としたバイオリン製作の現場についての解説以外にも、弦を弾くチェンバロ、打弦するピアノ、そして木管楽器のクラリネットなど、様々な製作ストーリーや
基本情報
楽器の世界(読売新聞社)
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ジャンル | 楽器 |
著者 | ― |
出版社 | 読売新聞社 |
ページ数 | 162ページ |
サイズ | 28.8 x 22 x 1.2 cm |
定価 | 2,000円(税別) |
出版日 | 1982年4がつ1日 |
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