バイオリンの綺麗な和音演奏方法【難しい重音の弾き方まとめ】

  • 2020年1月26日
  • 2020年3月4日
  • 練習
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バイオリンで奏でる和音(重音)が美しいと感じるのは、周波数が関係しています。

和音を構成する音の周波数が、簡単な整数比で表される時、人は和音を心地よいと感じるのです。

バイオリンは基本的に1つの音を奏でる楽器ですから、和音を美しく弾くためには、コツが必要であり、コツを掴むには、適切な練習が大切です。

こちらでは、和音の練習方法やコツを解説していきたいと思います。

正しい構え方が大前提

和音を弾くのに限らず、バイオリンを弾く際には、正しい構え方とボウイング、フィンガリングが大切です。

  • バイオリン本体を正面に構えすぎていませんか
  • 少し楽器を斜め向けに構えると和音が押さえやすいです
  • 手首が寝てしまっていませんか
  • 指先以外に無駄な力を入れすぎていませんか

正しい構え方を意識するようにして、ボウイングやフィンガリングの時に、力が入らないようにしていきましょう。

力を入れてボウイングやフィンガリングをしていると、音が潰れてしまって濁った和音となってしまいますから気をつけましょう。

綺麗な和音練習のコツ

それでは、バイオリンで綺麗な和音演奏法のポイントを見ていきましょう。

綺麗な和音を奏でるのに必要なことは下記の3つです。

正しい和音を聴き分ける

音の組み合わせがズレていると、不快音に聞こえてしまいますので、構成音それぞれが正しいかの確認を怠らないことが大切です。

  • 1音1音の音があっているかどうか
  • 組み合わせた時に不快音になっていないか

和音はダウンボウが基本

ここからは、構成音があっていることを前提に、楽曲によっては、アップで演奏する場合もございますが、バイオリンで和音を弾く際には、なるべくダウンボウで弾くようにしましょう。

また、肘がほんの一瞬先に降りて、そのあとに弓が降りてくるような感じで弾けば、綺麗な和音演奏ができるようになります。

弦の角度に注意

特に和音を弾くときには、弓が2本の弦を同時に弾けるのはどの角度がベストなのかを把握しておくことが大切です。

最初からうまく和音が弾ける人は中々いないので、練習を繰り返して、弓の当て方を自分なりに探索していきましょう。

和音は分解

バイオリンの和音の演奏で、和音を分解して弾くことは、とても頻繁にありますし、和音の練習する際にも、最初は和音を分解して弾かせるようにしています。

もちろん、3和音、4和音を同時に弾くことができるのであれば、分解する必要はありません。

世界には4和音を同時に弾くことができる人もいますが、通常、4和音を同時に弾くことは難しいでしょう。

バイオリンの3和音と4和音を弾く際は、下の2音を先に弾くことがポイントです。下の2音を綺麗に出せるようになってから、上の2音の音を出します。

つまり、3和音や4和音は、同時に音を出しているのではなく、下の2音を出して、少し遅れて上の2音を出して、3つ、或いは4つの音が同時に響いているような演奏方法をしているのです。

ポイントを踏まえて和音を弾こう

美しいバイオリンの演奏は、構え方、ボウイング、フィンガリングが正しいことが鉄則です。

その上で、ご紹介したポイント、音の聞き分け、ダウンボウ、弦の角度、和音の分解に注意して、綺麗な和音を奏でてみてください。

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