皆さんは、隙間時間に何かチャレンジしていることはありますか。
その隙間時間でのチャレンジ、非常に素晴らしい行動です。
その行動を、もっと、より効率的に、より濃い内容にして、それで得た知識や、それで得た時間を有効に使えたら、この効率化社会の中で、もっと有意義な時間が過ごせるようになると思いませんか。
こちらでは、そんな隙間時間の捻出方法や、隙間時間にできることをまとめてみます。
421時間=17日+13時間
皆さんはこの数字をみて、何の数字かわかりますでしょうか。
例えば、この17日という期間の休みがあれば、旅行や家族サービス、自分の趣味に没頭するなど、いろんなことができる時間だとワクワクしますよね。
無意識に体だけ動かす時間
でも、この数字、皆さんが何も考えずに、体だけ動かして、ただただ時間を過ごしてしまっている可能性のある時間=無駄にしている可能性ある時間なのです。
この数字は、通勤、トイレ、お風呂、たった、この3つに費やす時間、それが1年に17日分以上、1日の活動時間を18時間と換算した場合であれば26日以上(421時間÷18時間)の時間になるという計算になります。。
- 1年間で通勤に使う時間:約237時間
58分(平均通勤時間)×245日(平均勤務日数)=約237時間(年間通勤時間) - 1年間のトイレの平均利用時間:約20時間
2分11秒(平均トイレ利用時間)×2500回(年間トイレ時間)=20時間21分40秒 - 1年間でお風呂に費やす時間:約164時間
27分/日×365日=約164時間
※アットホーム(2014年調べ)、 世界トイレ機関WTO、 サンケイリビング(2019年知らべ)
その他の隙間時間といわれる時間
通勤やトイレやお風呂の時間以外にも、多くの隙間時間が存在します。
ほんの一例ですが、下記に挙げておきます。
- 車の中(運転中/同乗中)
- ウォーキング中
- ぼぉーっとしている時間
- 歯磨きをする時間
隙間時間にできること
下記はほんの一例ですが、隙間時間にできることをまとめてみます。
これだけでも、皆さんにもできること、沢山ありますよね。
- 電車の中で本を読む
- 移動中に動画で勉強する
- お風呂で防水スピーカーで音声で情報収集
- お風呂で防水タイプのタブレットでメモを取る
- トイレの壁や鏡に記憶すべき単語を貼って覚える
- audibleなどでビジネス書の要約を聴く
- 手が離せなければSiriやGoogleAssistantにメモを取らせる
- 移動時間にKindle Paperwhiteで読書(実物の本は重い)
- などなど
隙間時間を効率的に使うテクニック
上記で挙げられたような、隙間時間にできることを、より効率的に、より効果的に行動に移すためには、事前の準備や意識が大切になります。
下記の3つのポイントを押さえておくと、より効率的に隙間時間を埋めることができるので、ぜひ試してみてください。
隙間時間の長短による出来ることを整理
電車で一駅しか移動しないからだったり、歯磨きをする短い時間だけだから、ほとんど何もできないよ、と思うかもしれません。
しかし、ここが盲点です。
短い時間でも、メモを取ったり、歯磨きの間、家に張り紙をしてそれを眺めるだけでも効率的に学習や行動変化につなげることができます。
短い時間にできることを、いかに探し出し実行に移せるかがポイントです。
思いついたことを書き留めることができる環境整備
人は、風呂に入ったり、ゆったりして、そして、眠りに入ります。
しかし、そんな時に、思い浮かんだ良案や、明日しようと思ったこと、今日に感じたことなどを、まとめて落ち着いて整理する時間になるのですが、明日になればそのことは大抵忘れています。
この健忘を、メモで防ぐのです。
枕元にメモとペンを置くだけです。
この行動が翌朝に無駄な思い出し作業などに時間を奪われないという、時間圧縮につながります。
いわゆる、ジャーナリングによる時間圧縮です。
環境によって出来ることとできない事の整理
また、こうした隙間時間に行うべき行動をリストアップしたら、上記の隙間間にできることを状況カテゴリごとに分類することで、その状況下になった際に、すぐに隙間時間を埋める行動に出ることができます。
このシミュレーションを徹底するために、初動はトイレや洗面所にそのリストを張り出すだけでも全く意識は変わります。
隙間時間の大切さ
これらの行動を繰り返すだけで、1年間に他の人より1か月ほど多く成長している計算になります。
この行動を12年続けると、人より1年経験知が高くなるだけでなく、早く手に入れたスキルをレバレッジさせ、人より年々早いペースで成長し続けることができるのです。
隙間時間の大切さ、お判りいただけたでしょうか。
ぜひ、トライしてみてください。